蚊の残党との戦い

もう11月になったというのに、マンションの部屋の中で蚊の残党と戦っている。

昨日まで、最高気温25度くらいあって、まだ半袖で暮らせるなと思っていたくらいだから、蚊が部屋にいても不思議なことはない。

しかし、今日はベランダに出ると比較的涼しく、日中でも20度を切ったと天気予報で言っていたのに、まだ部屋に1、2匹の残党が残っているみたいだ。

どうも蚊の方も、季節的に活動期間の終焉が迫っているのか、やたら焦っているようで、ただ一人の獲物であるボクをしつこく攻撃してくる。

何と、シャツや靴下の上から、果敢に攻撃してくるのだ。

そこで、ボクとしても常に手の届く範囲にキンチョールを備えておいて、必殺の反撃の準備をしている。



ところが、敵も無音高速飛行で飛び去るため、なかなかキンチョールの攻撃に驚かない。

普通の蚊だと「ぷ~ん」という音がするのに、我が家に侵入した蚊はステルス機構を装備しているらしく、全く無音で飛び回っている。

頭にきて、闇雲にキンチョールのつるべ打ちをしたら、自分の方が気持ち悪くなってきた。

ひょっとしたら、このキンチョール、有効期限が切れた不発弾じゃないだろうな。

とにかく、寝るまでには対策を講じないと、今夜は徹夜の戦闘になりかねない。

そこで、蚊より賢いと思っているボクとしても、この際知恵を絞って本格的な作戦を立てることにした。

ベランダに出ると、確かに寒く感じるくらいの気温だから、室外はもう蚊は生存できる環境ではないであろう。

それなら、ベランダのガラス戸を開け放ち、外気を入れて暖かい室温を下げればいいのではないか。

多分、彼らが心地よく飛び回っている我が家の室温が外気温と同じになったら、今のようにのうのうと活動できる温度でなくなり、場合によってはポテッと死ぬかもしれない。

ヒャッ、ヒャッ、ヒャ。。。この作戦はいいぞ。

しかし、もし外気の寒さに絶えている蚊の集団が近くにいて、室内の蚊が「ここは暖かいぞ。」と友軍を誘って来たりしたら、えらいことになる恐れはないこともない。

ここは決断じゃ、との覚悟で、フロに入るため別の棟に出かけている間に、ベランダの戸を開放しておいた。

風呂上りで部屋に戻ってくると、さすがに部屋の温度はかなり低くなっている。

さて、さて。ボクの作戦通りに安心して眠られるかなあ。

念のため、Webで敵の活動可能温度を調査したら、「多くの蚊は、気温が15℃以上になると吸血を始め、25~30℃まで上昇するとさらに吸血活動が活発化されます」ということだ。

なんということだ。

19度なんて、彼らにとって余裕で活動可能じゃないか。

むしろボクの方が、風邪を惹かないように寝ないと今日はヤバイぞ。

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