いい天気だったので、生まれて初めて瀞峡を見に行った。 奈良県、三重県、和歌山県にまたがる深山と聞いていたので、ものすごい山の中に行くことになるとの思いから、朝8:30頃に田辺市を出発した。 途中、これまで何回か立ち寄った「かっぱ餅」の隣に道の駅のような巨大なサービスエリアが出来ていた。 「かっぱ餅」を買いにお店に行って、「ものすごい変化ですねえ。」と言うと、「そうなんですよ。周り全体を新しい店に囲まれてしまって。。。」と、しみじみ言われた。 瀞峡めぐりのためのジェット船乗り場は、志古という場所にあるが、実際にクルマで走ってみると、本宮のすぐ近くだった。 これまで本宮へは、良く行ったことがあるので、自宅から、結構、近いじゃないかと改めて思った。 ジェット船乗り場には、観光バスやら自家用車でお客が来ていたが、ゴールデンウィークにしては、多いとは思えなかった。 30分程の待ち合わせで、ジェット船に乗り込むとすぐに走り出した。 船の窓を開けて涼しい空気を入れようと思ったが、ものすごい水しぶきでとてもだめだった。 しかし、時々、グッとスピードを落とすことがあって、どうしたんだろうと思ったら、反対方向の船とすれ違ったり、カヌーで遊ぶ人たちをやり過ごすときだった。 川の両側は、砂だまりが多く、キャンプを行っている人や、カヌーのほかジェットスキーを楽しんでいる人々もたくさんいた。 船が近づくと、手を振り合う姿も見られ、なごやかな雰囲気だ。 かなり走った後、ようやく瀞八丁と呼ばれるエリアに入り、ジェット船の屋根が開放され、写真でよく見た風景をじっくりと眺めることができた。 その後、下瀞という場所にに着いて、休憩をとった。