ようやく秋が来た
南紀だけあって、暖かいのだ。 京都などは紅葉が過ぎようとしているが、こちらはなかなか秋が来ない。 それでも、和歌山県の北の方の根来寺なんかは、紅葉の見ごろらしい。 もちろん、和歌山県でも高野山や護摩壇山の方に行くと、もう冬の風情だと思う。 今日は、自宅から15分くらいクルマで走って、奇絶峡(きぜつきょう)という山の中の峡谷に行ってみた。 ようやく、このあたりまで紅葉が迫ってきていた。 巨石が転がる峡谷を見ながら、石の上でのんびり寝転がっていると川を流れる水の音が気持ち良い。 もう少し走るとぐっと山の中だ。 山の方に向かうにつれ、秋の風情が感じられる。 それにしても、この辺りぜ~んぶ田辺市内なのだ。 この日は、有名な「福定の大イチョウ」を見に行った。 天気も良かったが、着いたのがちょうど夕日が射すいい時間帯だった。 さすがにすごいイチョウの木で、落ち葉で寺の境内や民家の屋根が黄色のじゅうたんのような風情。 ちなみにこのイチョウ、推定樹齢400年で天然記念物に指定されているそうな。