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11月, 2009の投稿を表示しています

ようやく秋が来た

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南紀だけあって、暖かいのだ。 京都などは紅葉が過ぎようとしているが、こちらはなかなか秋が来ない。 それでも、和歌山県の北の方の根来寺なんかは、紅葉の見ごろらしい。 もちろん、和歌山県でも高野山や護摩壇山の方に行くと、もう冬の風情だと思う。 今日は、自宅から15分くらいクルマで走って、奇絶峡(きぜつきょう)という山の中の峡谷に行ってみた。 ようやく、このあたりまで紅葉が迫ってきていた。 巨石が転がる峡谷を見ながら、石の上でのんびり寝転がっていると川を流れる水の音が気持ち良い。 もう少し走るとぐっと山の中だ。 山の方に向かうにつれ、秋の風情が感じられる。 それにしても、この辺りぜ~んぶ田辺市内なのだ。 この日は、有名な「福定の大イチョウ」を見に行った。 天気も良かったが、着いたのがちょうど夕日が射すいい時間帯だった。 さすがにすごいイチョウの木で、落ち葉で寺の境内や民家の屋根が黄色のじゅうたんのような風情。 ちなみにこのイチョウ、推定樹齢400年で天然記念物に指定されているそうな。

技術士カンファレンスと「崎の湯」

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白浜のホテルシーモアで、毎年実施している技術士が中心となった「白浜カンファレンス」が開催されたので、参加した。 前回参加したときは、中規模の会場で論文発表形式のカンファレンスだったが、今年は部屋の都合もあって少人数で討議する形式だった。 今年で10回目となるカンファレンスだが、主催者の竹野内氏は今年限りとする予定だそうだ。 このカンファレンスの特徴は、地域の活性化をITCで解決できるか、情報技術で社会に何ができるかなど、情報関係の技術者が積極的に社会貢献をしたいという思いが伝わってきて、ユニークな会議だ。 今年で終わりというのは惜しいので、何とか今後も継続できる方策を考えてほしいものだ。 特にボクにとっては、リハビリを兼ねて寂しくこの地に居住しているが、久しぶりに楽しい議論の場に参加できて、思い切りしゃべりまくれた。^^; 今回は、情報産業の衰退とそれに伴うる情報教育関連学科の減少や民主党政権におけるスーパーコンピュータ開発予算の削減など、情報社会の根幹に問題があることに対する議論とともに、そう言った状況に陥った情報技術者たちの責任を反省し、日本社会にとって今後情報技術者がどのような貢献を行えるかなど、白熱した議論が行われた。 初日の夜は、このホテルのウリである梅樽温泉を楽しんだが、2日目が終了した後、1人でホテルの傍にある「崎の湯」という温泉に出かけた。 ボクの足が不自由だと知っているホテルの支配人が「クルマで送ってあげましょう。」と言って、すぐ近くだったけどホテルの小型バスで送ってくれた。 温泉の入り口は小さかったけど、思ったよりこぎれいに整備されていた。 ここは、万葉の時代から続く由緒ある温泉ということだが、2004年に改修されたそうだ。 ただ、この温泉までの小道をもう少し美しくできれば、と思ったが、古風なところが本当の旅情緒かもしれないな。 この日は土曜日だからか、やたら人が多く、狭い脱衣場も大混雑。 風が強い日だったので寒かったが、すぐに湯船に入って温まった。 できるだけ、海に近いところで湯に浸かったので、岩1つ隔てて太平洋の波が押し寄せ、砕け散って波しぶきが舞い上がっている。 湯船の中から、太平洋の波しぶきと海に沈む夕日を眺めて、めちゃ壮大な気分が味わえたので、これからも時々来ようと思った。 今日は人が多くて、湯船に浸る写真が撮れなかったのが残念だったが

闘鶏神社

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地元ではとても有名で、しょっちゅう話題に出てくる闘鶏神社にはじめて行く機会に恵まれた。 行きたいと思っていても、近くに駐車場が無い事などが気になって躊躇していた。 しかし、今日は田辺市内の会社を訪ねるために、NPOの事務をしてくれている女性がクルマで送ってくれるので、昼休みに訪れることにした。 近くの喫茶店で食事をしたが、このお店が古風な雰囲気でなかなか良い。 窓の外は、ここも例に漏れず閑散とした田辺市内の商店街で、向かいが呉服店という粋な雰囲気。 店内には、懐かしいスタイルのラジオや柱時計がそれとなく置いてある。 家庭的でおいしい食事を済ませて、いよいよ闘鶏神社に出かけた。 同行してくれた女性のクルマがコンパクトなMiniなので、トコトコと境内に入ってちょこんと停めた。 目の前に注意書きが掲示してあった。 「神様にお尻を向けての駐車はご遠慮ください。」 な、なるほど。。。 クルマから降り立って見回すと、思ったより立派な神社だった。 ところで、闘鶏神社という変わった名前の由来は以下の通り。 「別当湛増が源平合戦の時、紅白の鶏合わせにより源氏に味方する事を決め、壇ノ浦へ出陣したと言う故事が伝わる。弁慶はこの湛増の子であったと言う。」 彼女がトコトコと社務所に入って、気軽に宮司さんらに声をかけて、この神社の由来や弁慶について説明してもらった。 以前、彼女の妹がここの巫女だったそうで、なるほど宮司さんらと親しい訳だ。 宮司さんらと、かつてボクが取得していた「情報神社」の商標の話から、神社とインターネットの現状などの話題になったが、今日はあまり時間がないので日を改めておしゃべりさせていただくことにした。

白浜の宅地販売

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天気が良かったので、白浜のオレンジランドの住宅販売地を見学した。 その昔、そう20年ほど前に、ボクがオレンジランドの土地を購入して契約を交わしたのだが、政府がセカンドハウスの購入融資を制限したため突然キャンセルとなってしまった経験がある。 そのとき、海の見える高台の住宅地は2期工事の予定だからと購入できなかった。 バブルがはじけて、当時販売していた会社も工事をした会社も倒産してしまい、今は新しい会社が土地を購入して販売を始めたそうだ。 当時、このあたりに住みたいなあ、と思っていた住宅地が販売になったので、もう購入する意思はなくなったけど、ちょっと見たくなったのだ。 販売センターの近くから、海を眺めるとさすがにいい景色だ。 しかし、販売中の土地に掲示してある価格を見ると、この時期にしてはすごく高い。 ま、とっときの場所かも知れないけど、この時期にこの価格じゃ販売する方も大変だ。 その点、ボクは今のマンションで非常にリーズナブルにすばらしい景色を見ながら生活しているので、その土地を購入する人をあまりうらやましく思わなくなった。 自宅に帰って、沈み行く夕日を見ながらベランダに寝転がって本を読んだ。

はじめての飲み屋街

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リハビリを目指して田辺市に移り住んでから、ほとんど酒屋に行ったことがなかったが、最近知り合ったH氏に案内してもらってはじめて田辺市の中心街にでかけた。 もともと、ボクの方から「明日からの休み中に、時間があればおしゃべりしませんか?」と電話したら、「できれば、今日の方が都合がいいですね。」との事で、突然の訪問となった。 NPOの仕事帰りの娘にクルマでH氏の工場兼事務所まで送ってもらい、そこでいろいろなおしゃべりをした後、彼のお奨めの魚料理のお店に行った。 大阪北新地の雰囲気が少し漂う「親不孝通り」と呼ばれる飲み屋街に行って、H氏お奨めの魚料理を主体としたお店に入った。 ボクは、魚のうまい食べ方などあまり知らないのだが、地元の魚に詳しいH氏が選んでくれた「鯖のお造り」や「うつぼのから揚げ」などがおいしかった。 今日は、H氏にボクがこれから取り掛かりたいと思っている事業である「Kプラン」について説明したが、「面白そうですね。」ということで積極的に関わってくれることになった。 もうしばらくこの地にいることになるので、これが地元の人たちとの交流のきっかけになればうれしな。

蚊の残党との戦い

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もう11月になったというのに、マンションの部屋の中で蚊の残党と戦っている。 昨日まで、最高気温25度くらいあって、まだ半袖で暮らせるなと思っていたくらいだから、蚊が部屋にいても不思議なことはない。 しかし、今日はベランダに出ると比較的涼しく、日中でも20度を切ったと天気予報で言っていたのに、まだ部屋に1、2匹の残党が残っているみたいだ。 どうも蚊の方も、季節的に活動期間の終焉が迫っているのか、やたら焦っているようで、ただ一人の獲物であるボクをしつこく攻撃してくる。 何と、シャツや靴下の上から、果敢に攻撃してくるのだ。 そこで、ボクとしても常に手の届く範囲にキンチョールを備えておいて、必殺の反撃の準備をしている。 ところが、敵も無音高速飛行で飛び去るため、なかなかキンチョールの攻撃に驚かない。 普通の蚊だと「ぷ~ん」という音がするのに、我が家に侵入した蚊はステルス機構を装備しているらしく、全く無音で飛び回っている。 頭にきて、闇雲にキンチョールのつるべ打ちをしたら、自分の方が気持ち悪くなってきた。 ひょっとしたら、このキンチョール、有効期限が切れた不発弾じゃないだろうな。 とにかく、寝るまでには対策を講じないと、今夜は徹夜の戦闘になりかねない。 そこで、蚊より賢いと思っているボクとしても、この際知恵を絞って本格的な作戦を立てることにした。 ベランダに出ると、確かに寒く感じるくらいの気温だから、室外はもう蚊は生存できる環境ではないであろう。 それなら、ベランダのガラス戸を開け放ち、外気を入れて暖かい室温を下げればいいのではないか。 多分、彼らが心地よく飛び回っている我が家の室温が外気温と同じになったら、今のようにのうのうと活動できる温度でなくなり、場合によってはポテッと死ぬかもしれない。 ヒャッ、ヒャッ、ヒャ。。。この作戦はいいぞ。 しかし、もし外気の寒さに絶えている蚊の集団が近くにいて、室内の蚊が「ここは暖かいぞ。」と友軍を誘って来たりしたら、えらいことになる恐れはないこともない。 ここは決断じゃ、との覚悟で、フロに入るため別の棟に出かけている間に、ベランダの戸を開放しておいた。 風呂上りで部屋に戻ってくると、さすがに部屋の温度はかなり低くなっている。 さて、さて。ボクの作戦通りに安心して眠られるかなあ。 念のため、Webで敵の活動可能温度を調査したら、「多くの蚊は、