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奈良、京都の秋

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白浜の近辺ではあまり紅葉が楽しめないので、久しぶりに奈良、京都に出かけた。 1日目は、JR奈良駅から夕方の奈良公園方面に歩くことにした。 JR奈良駅は遷都1300年行事のために大改装が行われたが、完成する前に行事が終わってしまったという間抜けな話だった。 以前の奈良駅は結構ユニークで立派だったが、新しく作られた駅の部分はどこにでもあるショーもない形の建物だった。 おまけに、まだ工事中だった。^^; さらに、駅から猿沢の池に向かう道も風情のあった店舗が少なくなったな。 しかし、猿沢の池に近づくと、奈良らしい景色になってきた。 かつて、奈良の学園前に住んでいたので、奈良公園にはしばしば散歩に来たことがあるが、和歌山に住み始めてからは、あまりその機会がないので、久しぶりに猿沢の池でじっとして空を見ている亀たちに会うととても懐かしい。 そこから、興福寺の境内を歩いて奈良公園に向かった。 人間にやたら馴れ馴れしい鹿たちとも久しぶりに戯れた。 公園内は、かなり秋の風情だったが、公会堂の方の公園では、本当に秋の雰囲気を満喫できた。 翌日、日本の秋に浸ろうという観光客の渦に巻き込まれながら、退院したら必ず歩きたいと望んでいた「哲学の道」を訪ねた。 途中、立ち寄った南禅寺の紅葉の美しさに感激した。

冬の気配

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今日は、朝から風が強く、目の前の海は白波が立っていた。 風があるので、この秋、初めてシャツの上にジャケットを着て事務所に行った。 事務所の中庭でも、ようやく木々が紅葉してきた。 日中は暖かかったが、相変わらず風が吹いていた。 夕方、車で自宅に帰ったが、クルマのエアコンも初めて暖房運転となった。 突然、秋から冬のイメージになってきた。

秋を見に行った

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さすが南紀だけあって、先日まで半そでのシャツにショートパンツというスタイルでうろうろしていたが、ようやく秋風が吹くようになり、夜などは涼しさを越えて寒くなってきた。 今日は、山のほうには秋の気配が迫っているとのことだったので、近所で比較的紅葉で有名な護摩壇山に行ってみることにした。 南紀の道は、油断をするとやたら狭くなり、ちょっと手が不自由なボクにとって、安心して走れないこともあるが、田辺から2時間程度ドライブして護摩壇山(ひょっとして同じ田辺市内じゃないか?)にたどり着くまでは、とてもいい道で安心して走れた。 今日、走った国道371号線は、もともと有料の高野龍神スカイラインを使っていたから、当然といえば当然だけどね。 山頂に近づくと、風が冷たいのに驚いたと同時に、結構木々が色づいている。 標高1000m以上なんだから寒いのも納得だ。 紅葉の盛りはもう1週間ほど先だと思うが、十分秋の気配が感じられる。 ところで、護摩壇山という変な名称の由来は、源平合戦に敗れてこの地に逃げ延びた平維盛がここで護摩木を焚いてその命運を占ったことから、そう呼ばれるようになったらしい。 頂上付近にこの山のシンボルとも言える四角いタワーが見えてきたので、駐車場にクルマを停めてタワーに上ることにした。 駐車場は、めちゃ混んでおりおまけに車幅が狭いので、停めるのに一苦労。 最近流行の大きなワゴンも次々と駐車場に入ってきたが、停めるのを諦めて出て行った。 タワーは木造の小さなものだと思っていたら、鉄骨製でりっぱなエレベータが設置されていた。 タワーの展望台からは、周りの風景が一望できるので、ここでおいしいコーヒーを飲みたかったが、飲食禁止となっていてつまらなかった。 それでも、今日は抜群の天候に恵まれ、近くの紅葉した木々や遠くの山並みなどが360度見渡せて、気持ちがいい。 タワーを降りて、しばらく周囲の風景を見ていたが、さすがに寒くなったので帰途につくことにした。 山を下りながら、時々、道端にクルマを停めて、しばらくお別れの景色を堪能した。