奈良、京都の秋
白浜の近辺ではあまり紅葉が楽しめないので、久しぶりに奈良、京都に出かけた。 1日目は、JR奈良駅から夕方の奈良公園方面に歩くことにした。 JR奈良駅は遷都1300年行事のために大改装が行われたが、完成する前に行事が終わってしまったという間抜けな話だった。 以前の奈良駅は結構ユニークで立派だったが、新しく作られた駅の部分はどこにでもあるショーもない形の建物だった。 おまけに、まだ工事中だった。^^; さらに、駅から猿沢の池に向かう道も風情のあった店舗が少なくなったな。 しかし、猿沢の池に近づくと、奈良らしい景色になってきた。 かつて、奈良の学園前に住んでいたので、奈良公園にはしばしば散歩に来たことがあるが、和歌山に住み始めてからは、あまりその機会がないので、久しぶりに猿沢の池でじっとして空を見ている亀たちに会うととても懐かしい。 そこから、興福寺の境内を歩いて奈良公園に向かった。 人間にやたら馴れ馴れしい鹿たちとも久しぶりに戯れた。 公園内は、かなり秋の風情だったが、公会堂の方の公園では、本当に秋の雰囲気を満喫できた。 翌日、日本の秋に浸ろうという観光客の渦に巻き込まれながら、退院したら必ず歩きたいと望んでいた「哲学の道」を訪ねた。 途中、立ち寄った南禅寺の紅葉の美しさに感激した。