春を満喫


今年は、桜の開花から突然の冷え込みのため、長い間にわたって花見ができたが、特に4月になると温暖で好天に恵まれ、桜を見る機会が多かったので、春を満喫できた。

この日は、ちょっとクルマで足を伸ばして、和歌山市あたりの桜の名所を目指した。



まずは、紀三井寺。

この寺は、なんと1240年前に開基(と書くんだって)されたそうだ。

ここには、リハビリのための長い階段も用意されている。

そこを登ると境内に辿り着き、様々な建物にめぐり合う。

本道は、江戸時代の建立、多宝塔は室町時代、鐘楼は安土桃山時代、山門は室町時代に作られたものだ。



それらの建物を取り囲んで、桜が咲き乱れる。

「ふるさとを はるばるここに 紀三井寺 花の都も 近くなるらん」

桜越しに眺める風景は、とっても気持ちがいいね。


それから、もう少しクルマで走って根来寺に行った。

あまり知られた寺ではないと油断していたら、寺が近づくと大混雑。



しかし周辺の運動場や山には、桜が咲き誇っている。

お寺に近づくと、道端のお堂の回りも桜で囲まれていて、とても風情がある。




根来寺は、豊臣秀吉の攻撃に遇って灰燼に帰したが、紀州徳川家の支援で主要な伽藍が再建され、今日の姿になっている。


もっと寂しいお寺かと思っていたが、伽藍や周辺の谷が桜で覆われており、本当に春を堪能することができた。


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