晩秋の奈良を訪ねて

先日の高野山の紅葉狩りは、ものすごい天候に出くわしたので、今年最後の紅葉を期待して奈良に行くことにした。

田辺を出るときは、快晴だったが、奈良市内は曇り空で、めちゃ寒い。

なんと襟巻きに手袋といった完全防寒スタイルでクルマの外に出た。



事前に高畑という駐車場が、散歩したいと思った飛火野に最も近いことを調査しておいたのだが、実際に行って見るとガラガラ。ということは、紅葉の季節は過ぎ去ったということかな。

まずは、近くの浮き御堂に歩いて行った。

ここには、紅葉が残っていたが、散った紅葉の方がとても風情があった。




それから、春日大社の方に向かって参道を歩き、1年ぶりに鹿たちと対面。



参道の二の鳥居から、禰宜の道を通って新薬師寺に向かった。

ところが、寺の付近で寺の守り神として祀られた鏡神社で、すばらしく見頃の紅葉に出会った。



すぐ近くの写真美術館で入江泰吉のすばらしい写真を鑑賞した後、美術館の中でコーヒーを飲んで一休みした。

喫茶店の中では、和服の女性たちもおしゃべりしていて、奈良らしい風情があった。



外へ出ると雨が降っていて、びっくりした。

濡れながら歩いていると、近くを歩いていた奥さんが、「この傘を持って行きなさいよ。私はすぐそこだから。」と言って、ビニール傘を手渡してくれてとても助かった。

クルマで帰る途中、東向通りに行って食事をした後、山崎屋の千枚漬を買って帰った。

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